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小説で珍しくはまった - 皇国の守護者

皇国の守護者〈1〉反逆の戦場 (C・NOVELSファンタジア)

著:佐藤 大輔
参考価格:¥945


こんなに夢中になって読んだのは久しぶりだった。

元々はマンガの存在からこの小説を知り、そのマンガについては『やる夫が雪中の奇跡を起こすようです 【1】』から知るという複雑な過程を経てボクの元へ。
現在9巻まで刊行されてるんだけど、一昼夜をかけて一気に読み終えてしまうくらいのはまりっぷり。


どんなストーリーなのかというと

/*
概要 

人と龍が共存する世界で、小さいながらも貿易によって繁栄していた<皇国>と海の彼方から侵略してきた<帝国>との戦争、それをきっかけとして激化する<皇国>内部の権力闘争を描く。
多くの佐藤大輔作品と同様にプロローグは本編の数十年後の場面であるが、その頃には<帝国>との戦争は過去のものとなり、主人公の新城も一部の者以外からは忘れられ始めているらしい。

ウィキペディアより引用
*/

日本をモデルとした<皇国>と、ロシアをモデルとした<帝国>との間に起こった架空の世界の戦争を舞台にした戦記モノ。
時代的には日露戦争よりもちょっと前?といった感じ。

龍が出てきたり、導術という魔法みたいな力が出てきたり、ファンタジーの匂いもするんだけど、戦争や政治、心理描写などはかなり硬派。


マンガから入らなければ一生読む機会がなかったであろうジャンルなだけに、若干感動すら覚えてる。
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科学的な勉強方法 イイネ - だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法

だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法

著:池谷 裕二
参考価格:¥750



この本、ネットで見つけ、ネットで買った本なんだけど。
最初手元に届いてビックリした、あまりの薄さに。

話は少し変わって、amazonなどで本を買うときはサイズやページ数の確認はしっかり行ったほうが良いと思う。
過去に何度も良い意味でも悪い意味でもサイズやページ数で期待を裏切られた事がある。





話を戻って、ページ数が少ない。
表紙まで含めても100ページもない。

しかし、「やっぱり本というのは量じゃなくて質なんだな」と痛感させられた。

脳には脳に適した勉強方法がちゃんと存在するんだという事を、この少ないページ数にみっちりと書き込まれてる。

「ええー! もっと早く教えてくれよそんな事!」と思った事の1つに、


『学習する年齢に適した得意な記憶の種類がある。中学生を過ぎると経験記憶のほうが覚えやすい』


たしかにボク自身中学生になってからガクンと成績が落ちた。
小学校くらいなら予習復習、宿題すらやらなくてもテストで高得点なんてのは簡単に取れてた。
(今思うに、そうじゃない子っていうのはボクなんかよりも早く脳が成長しちゃって、単なる暗記ができないようになってたんじゃなかろうか。)

そのまま中学に進んだもんだからさぁ大変。 かくして勉強というものからフェードアウトしていく事になりました。

ところがこの現象にはこんな真実が隠されていたとは。

中学生の頃にこの本に出会っていたかった。

 ボクはこういう「勉強法」の本はどちらかというとモチベーションを高める為に読んだりする事が多いんだけど、この本に関しては実践の為に使ってる方が多い。

まさに講座 - デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座

デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座

著:山口 揚平
参考価格:¥1,890


以前のエントリー

「何かで成功しようとしたり、何かを上達しようとするなら、既に成功してる人の方法や思考プロセスだとかを徹底的に模倣する事だ」

って事を書いたんだけど、この本はまさにソレ。


前提として、決算書等が読めないと結構つらいんだけど、『読めるけど、そこからどうやって企業を分析すればいいの?』っていう次のステップへ進めなかったボクみたいな人にはうってつけ。

1 スターバックス
2 三菱地所
3 創通
4 ビックカメラ
5 GABA
6 JR東日本
7 横浜銀行
8 ミクシィ
9 任天堂


この9社を別々の分析視点から分析し、そのプロセスを詳細について書かれている。
本というよりは、レポートをまとめて読んでる感じだけど、まさに「著者の思考プロセス」をなぞっていける感じ。


要所要所で、「○○の詳細については私の過去の著書△△を~」っていうのがあったんだけど、そういう部分を差し引いても実りのある本だった。

決算書から勉強という人は 決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール がオススメ。

値段が高くなっても良いから、もっと沢山読みたかったんだけど、そういう人は著者が提供してる企業分析の有料レポートサービスを受けろって事なんだろうなぁ。

スピーカー派なんだけど - 新・萌えるヘッドホン

新・萌えるヘッドホン読本

著:岩井 喬
参考価格:¥1,890


ヘッドホンが欲しくない人がこれを買うと、ヘッドホンが欲しくなってしまうのでオススメしません。

「ヘッドホン欲しいんだけど、誰か背中押してくれよ」って人は買う事をオススメ。




『新』 というからには 『旧』 に、あたるモノがあるのかと思い調べてみたところ、どうやら一昨年同人誌として販売されたモノが今回商業誌として発売となったらしい。

本を実際手に取ってみて、「このボリュームじゃヘッドホン云々の内容よりかは絵の方が主体なのかな」なんて不届きな事を考えちゃってたけど、開けてビックリ
想像していた以上のレビュー記事。

『萌え』には全く興味がないけど、ヘッドホンが欲しい、けど何を買って良いかわからないって人にも全然薦められる内容。
(ちなみに掲載されてる『萌え絵』自体も露骨な描写は皆無なので男女問わず読める本だと思う。)

ちょっと残念だったのは思っていたより『インナーイヤータイプ』のヘッドホンの紹介が多かった事。
個人的に『オーバーヘッドタイプ』のいわゆる『ヘッドホン』の形が好きなだけにその点が少し残念だった。 少しだけね。


掲載されてるヘッドホンで気になったのはコレ


ハーマンインターナショナル(AKG) 高音質ヘッドホン AKG K172HD K172HD
ハーマンインターナショナル
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ウェブは資本主義を超える

ウェブは資本主義を超える 「池田信夫ブログ」集成

著:池田 信夫
参考価格:¥1,785




ボクが尊敬する池田信夫氏のブログ 『池田信夫 blog』 のエントリーに加筆、修正を加え書籍化したモノがこれ。

興味の無い分野はとりあえず飛ばして読んだ、興味のある分野はガッツリと読みふけった。


ある1つの情報をポンと提示されたとき、それを文面通りに受け取るのではなく、多角的にその情報を眺める事が重要である。
重要なんだけど、「それって具体的にどうやれば良いの?」

今ならその答えは簡単、「その情報について書かれてあるブログを読む」
色んな人がその情報について色々と書いてある、これを読む事によって与えられた情報を多角的に眺める事ができる。

とは言っても、ブログも玉石混淆、「おおー」って思わせるモノばかりではない。


となると、必要なのは『専門性をもった人が書いたブログ』
ITについてなら、IT分野での専門性を持った人が書いたブログ、金融ならソレ、政治なら以下略。

そういったブログの一つとして、ボクが読むのがこの池田信夫blog


そんなブログの集大成であるこの本。
今をときめく話題がひしめきあってる状態、「放送と通信」 「著作権の問題」 「地デジ」 「格差社会」 「Web2.0」 その他諸々

そしてほぼ全ての話題において、少なくともボクとは違った視点、そしてボクが全く知らないデータなどを用いてズバズバっと語っている。
知的好奇心を存分に満たしてくれる1冊でございました。